2013年10月30日

宝石のような。

競馬の話が続きます。
イタリアレポあと1回なんですが、それはそれで。

「ダービー圧勝 ロジユニが引退」

最愛馬ネオユニヴァースの初年度産駒であり、ネオの子で初めてダービーを勝ってくれたロジユニヴァースの引退が発表されました。
今後は優駿スタリオンステーションで種牡馬になる予定だそうです。
私は、その知らせを予想していたよりはるかに穏やかに受け入れることが出来ました。

5年の競走馬生活の中で10戦5勝2着1回。
5年も現役を続けた馬としては少なすぎる数字。
古馬(4歳以上の馬)になってからは2着が1回。
「出る」と言っていたレースに出なかったことが何度あったことか。
別に出たくなくて出なかったわけではなく脚部不安のためだと分かってはいても。
…。

正直に言うと、レースで活躍することはほとんど諦めていました。
これだけ休んで、思うような調教も出来ないまま勝てるほど競馬は甘くありません。
まして古馬になったら相手はどんどん強くなるのです。
そうしたらファンが次に願うのは、なんとかして種牡馬になって欲しい。血を繋いで欲しい。それだけです。

それが叶えられました。「種牡馬になる予定」とだけ発表されて、実際は行く先を探したままどうしても見つからず、ひっそりとどこかに消えてしまう…ということがままある世界なのでそれも心配していましたが、けい養先もきちんと出ているから大丈夫でしょう。クラブじゃなくて個人馬主の馬だったから、馬主さんが頑張ってくれたかな。なんにせよありがたいことです。
そして、冒頭に書いたYahoo!の見出し。
私はこれで泣きそうになりました。ダービー圧勝。
そうだね、そうだったね。
土砂降りの府中。どろんこの不良馬場。ネオと同じ舞台を、ネオと同じ黄色がメインの勝負服でまっすぐに突き抜けて、目の前で勝ってくれたことを私は一生忘れません。「圧勝」と称されるほど強い勝ち方だったことも、忘れません。
今思えばあの時は、その前の年にどうしていいのかわからないほどつらいことがあって、どうやったら生きていけるんだろう、どうにか生きていこうとあがいていた真っ最中で、競馬はその助けになってくれた大事なものでした。
大好きな馬の子供が目の前で皐月賞とダービー勝ってくれるなんて、私はまだ生きてていいんだと思いました。
生きて、もっとこの歴史を見届けたいと思えました。菊花賞、凱旋門、ドバイとまだまだ勝つところを見たいと思いました。
1年前の札幌記念の時にも書きましたが、私にとってロジユニヴァースは名馬です。
私の心に宝石のような思い出と、生きる希望をくれた馬だから、間違いなく名馬です。
ありがとう、おつかれさま。そして、第二の馬生が、君にとって良いものでありますように。


posted by かんざき at 23:25 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月29日

銀魂天皇賞・追記

前回の記事を読んだ友人(M先輩ありがとう!)から、

「パンデモニウムも銀魂ですよ!」

というありがたい情報をいただきました。
ご存じない方、画像は検索しないことをおすすめだ…。
ジャスタウェイもかっこよさげな名前にみえて酷かったけど、パンデモニウムはその上を行く…。
走らないわけやで…。

そんなわけで馬主さんはハーツクライ&銀魂と心中するつもりらしいです。
が、がんばれ!
posted by かんざき at 20:39 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月27日

銀魂天皇賞

秋の天皇賞。
今年は天覧競馬じゃないから誰が何のパフォーマンスやるかとか気にしなくていいし、絶対勝って欲しい!!とじたばたするまで好きな馬も出ていなかったので、「ユーイチくん頑張れ」くらいの気軽さで見ていました。
そしたらほんとに勝っちゃったじゃないですかユーイチくんのジャスタウェイ!
すげー、しかも4、5馬身ちぎって勝っちゃった。5番人気だったのに、断然の1番人気ジェンティルドンナをみごとかわしてゴールイン!直線「ユーイチくん!?頑張れ頑張れ頑張れーーー!!!」と叫んでしまいましたよ。おおお、よかった!勝利ジョッキーインタビューの時に左手で顔の汗を拭わなければもっと良かったけど(薬指になんかついて見えたけど光の加減だと思う)、勝ってよかったわー。
ハイペースの中2番手に残ったジェンティルドンナはそれはそれですごいけどまあともかくとか思ってたら、横で見ていた人が口を出してきました。

「ジャスタウェイって連呼されると、銀魂思い出しちゃうんだけど」

うるっさいなーと思ってたのですが、あとから調べたら馬主はホントに銀魂関係のひとでした。
アニメ銀魂の脚本とか書いてる人ですって。
えー、マジかい。
ウィキペディアで調べたらまあ出るわ出るわ、

『おジャ魔女どれみ』シリーズではキャラクターや必殺技の名称を競馬絡みにしたり、実際に競馬を連想させるエピソード(『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』第35話)や競馬記事満載の東京スポーツネタを展開(『も〜っと!おジャ魔女どれみ』第40話)したりとかなり(物語の大筋に関わらない部分で)好き勝手なことをやっていた。『イクシオン サーガ DT』においては、メインキャラクターのうち火風紺とエレクパイル・デュカキス以外の殆どに同名の競馬馬が実在する。

おいおい。
で、見たらタキオン(アグネスタキオン)、フライト(アグネスフライト)、ギュスターヴ(ギュスターヴクライ)、バリアシオン(ウインバリアシオン)、ハイペリオン(そのまま)、だのぞろぞろおりまして、知らなかったよ…。

『聖闘士星矢Ω』でもキャラクターの命名に競馬馬の名前を引用している

えー!!
牡牛座のハービンジャーって、同じ名前の種牡馬いたよなあと思ったら、ほんとにそれだったんかいっ!
あとは白銀聖闘士のエネアド、獅子座のミケーネの必殺技「キングスエンブレム」ですって。えーなんだよそれ、えーーー!!
もう「えー」しか出てきませんが、ついでにこの人他になんの馬持ってるのかと思ったら、元々ハーツクライの一口馬主だったそうで、ジャスタウェイの他にオツウもって、オツウって鶴女房じゃなかったのか!
ジャスタウェイが銀魂ならオツウも銀魂のキャラでした。アイドルお通ちゃんでした。
(私は銀魂あまり読んでないので詳しくないのですが)
でもJRAの公式発表ではジャスタウェイは「その道」、オツウは「人名より」ってなってますがね。
そしてこの馬主さん(大和屋暁さん)が個人で持ってるのは3頭。おいおい、一口馬主でG1取ったってだけでも結構な確率なのに、所有馬1頭目でもう秋の天皇賞制覇?
所有馬1頭目(購入価格1,260万円)が2歳7月の新馬戦デビューで勝って、アーリントンカップ勝ってダービーに出て、その後もなんとなく重賞戦線を賑わせて4歳にして秋の天皇賞制覇。意味がわかんない。2歳の7月でデビューした馬が息の長い活躍をするってこと自体、私は初めて聞いたくらい意味がわかんない。
どういうことかというと、人間なら小学校でかけっこが速かった程度の子が、インターハイに出て全然ダメだったのにオリンピックで勝っちゃったというくらい(だと思う)。
オツウも確か去年ユーイチくんで新馬戦勝ってその後聞かないけどどうしてるんだろうと思ったら、新馬戦の後に出た紅梅ステークス3着以降ぱっとせず、クラスとしては500万下。しかし9戦1勝2着3回3着1回、購入価格1,050万円 (あ、よく見たらジャスタウェイもオツウも2010年のセレクトセールで買ってるから、ジャスタウェイは1歳、オツウは当歳でまとめて買ったのか)の馬が月1くらいでレースをこなし、現在獲得賞金2,392.6万円。馬主孝行にも程があります。これ、下手に1000万下に行ったら2着賞金が稼げなくなるからわざと2着で稼いでるのか?と疑いたくなるくらい。
3頭目はパンデモニウムというやっぱりハーツクライ産駒がいて、今年の6月末のデビュー戦で惨敗して後情報がないみたいですが、どうなりますか。パンデモニウム…FFに出てきたような気がするけど、元ネタなんなんだろうなあ。JRA公式は「混沌」で参考になりませぬ。

調べれば調べるほど「へーっ」と思って面白かったです。
一頭の馬には、ドラマがぎゅっと詰まっていて、やっぱり競馬って面白い!と思った天皇賞だったのでした。
posted by かんざき at 22:37 | Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月23日

ローマ人と海の都の物語(12)

リド島からヴェネツィア本土のF.Nuove(正確な読み方が分からない)を経由してムラーノ島へ。ここがヴェネツィアングラスの本場。というか、ここで作られたもの以外をヴェネツィアングラスと言ってはいかんらしい。島の表通りは全てガラス屋か飲食店かの二択という感じ。
しかし店がこれだけあっても、ムラーノ島自体すごく小さな島だし、工房はこの全ての店およびヴェネツィア本土にまんべんなく品を提供するほどはないと思われる。どういうことかというと、ムラーノ島で作られていると謳われて売っている物の殆どは中国産の偽物だそうだ。ムラーノ島もこの事態はまずいと思っているらしく、ムラーノ産のガラスにしか貼られない商標シールがあるにはある。一応法律で決まってるらしいので一つの目安にはなるけど、こっちも疑心暗鬼になってるもんで「ほんとなの?」とびくびくしてしまう。なお、ガラスの単価が一定価格を超えないと、そもそもこのシールは貼られないらしい。
「ムラーノ島に来れば本物が買えるよねー」と気楽に来てみたはいいものの、何をあてにしていいのかよく分からず、値段もまちまちだし、頭が混乱してきたのでとりあえず手近なバールに入って一休みする。無論値段はしつこいくらい見てから。ピーチティー(これも午後の紅茶系の味)とアイスのエスプレッソかなんか。二人で7ユーロ。妥当。
ガラスは、ヴェネツィアンガラスと言っていいのかどうか分かんないけど、英語ペラペラのおじさんが実演してくれるところがあったので、「ヴェネツィアングラスの特徴があるかどうかはともかく、確かにヴェネツィア産だ」と思ったペンダントチャームを買う。母から「一輪挿しが欲しい」と言われていたが、無理無理。そんな大物どこで買ったら良いのかわかんないし。分かんないと言ってるそばから店がばたばた閉まっていくし。
そう、ムラーノ島は夏だろうがなんだろうが店じまいがはやく、午後5時にはたいがいの店が閉まるそうだ。4時半くらいではやくも半分くらいの店は閉まっている。おおお、タイムアタック!焦る焦る。
とりあえず最低限買うものは買ったので撤収。ふー焦った。ヴァポレット自体は夜の7時くらいまであるらしいので、帰ることはそんなに焦らなくてもよいのだけど。やれやれ。

帰って荷物を置き、再度ヴァポレットに乗って本日の晩ご飯のお目当て「リストランテ・オニガ」へ。ガイドブックに載ってて値段が手頃そう、という判断基準だったのは昨日と同じ。果たしてどうかなあ…と心配だったのだけど、これが大変な大当たり!よかった…!
アンティパストはほどよい量だし、ボンゴレも2人でシェアして丁度良いサイズ。夫は男性にしては少食な方だから、普通のカップルならメインもいけるんじゃないかと思う。更に「どんと来い」な方たちには30ユーロくらいで鍋に山盛りの魚介類が入った料理が食べられる。〆には同じく鍋一杯のパスタ。是非チャレンジを。
店員のお姉さんは美人だし親切だし、私の片言のイタリア語も丁寧に聞いてくれて、「分かったわよ」とにっこりしてくれた。あああ、嬉しい…。
量が丁度よかったおかげで、デザートにたどり着けた!ローマのフルヴィマーリは「マチェドニアしか入らなかった」からマチェドニアだったのだが、今回は割と何でもいけそう。
私はチョコレートのかかったパンナコッタ、夫はティラミスを頼んだ。パンナコッタはちょっと固めだった。がつんとしたしっかりとした甘さ。ティラミスはふわーっとしてて優しい甘さ。やっと、やっとまともなものが食べられたーー。
最後に良い思い出が出来て良かった。いいお店だった。
満足して帰ると、この日は枕元に「ブォナ・ノッテ(おやすみなさい)」とメッセージがつけられた箱に入ったグミともゼリーともつかないお菓子が置かれていた。可愛い!
おやすみなさーい。

(続く)
posted by かんざき at 23:32 | Comment(0) | 遊び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月20日

嬉しかった菊花賞

ユーイチくん&エピファネイア、菊花賞おめでとう!!!!!!


色々あって今年の秋G1をちゃんと見られたのは本日の菊花賞からだったのですが、人も馬も大好きなペアが勝ってくれてほんと嬉しかったです。
三冠も狙えたエピファネイアがやっと…!
私にとっては03年のネオ以来ずっと「悪夢の菊花賞」か「妥協の菊花賞」だったものですから、「嬉しい菊花賞」は初めてで、やっとめぐりあえた気分です。
フジテレビを見ていたら解説席にいた岡部さんが紫のスーツ(しかもベルベット)&ネクタイでかなりびびったのですが、私の見間違いですかね。きっとそうですよね。光の加減ですね。うむうむ。
実況は岡安アナウンサーでしたか?若手のアナウンサーでしたが、最後エピファネイアが勝った時に、「母は日米オークス馬、ジャパニーズ・スーパースターのシーザリオです」と言ってくれて、なかなか見どころのあるアナウンサーだと思いました。この先期待しておるよ。
(ご存じない方へ:エピファネイアの母シーザリオは日本のオークス(3歳牝馬しか出られない)を勝った後、アメリカで行われたオークスにも出てそちらも勝ったのです。現地のアナウンサーはゴールする瞬間「Japanese superstar Cesario!」と叫んだのでした)
これからエピファネイアはどうするのかなあ。どんな道を通るのかとても楽しみです。頑張れ!
ロゴタイプやキズナとの再戦も楽しみにしてるよ!
posted by かんざき at 21:00 | Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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