2012年12月08日

ふがいない僕は空を見た(ヲタクツッコミ編)

小説を読みました。
せっかく映画とセットで楽しんだのだから早く感想を書こうと思いつつ、レイトン教授とまもさまのおかげで遅れること幾星霜ほんとすいません。
つってもタイトルがタイトルなんであんまり期待されてないと思いますが。にひ。
あんまり本筋に関わるネタバレのないように書いていこうと思います。たぶん。

いやあ、小説を読んでなにがびっくりしたって、さらっと「コミケ」とか書いてあったこと。
あーー。そうですか、コミケですか…。この小説はヲタク向けではないので、「コミケ」ってだけで世間に通用するようになっちゃったんですね。
でも正確には「コミックマーケット」で、内容としては「同人誌即売会」だっていうことは分かるんだろうか。ううむ。あと、コミケはコスプレ広場以外での写真撮影は禁止ですよってこともちゃんとどっかで知らせて欲しい。細かいけど。映画はコミケで撮ってなかったから、他のイベントだとアリなのかもなって思ったけど、コミケはダメですよー。
ま、でも「おれはあんずにコスプレ広場に連れて行かれて写真を撮られた」とか書いてももっとわけわかんないから仕方ないか。
ついでにこれまたさらりと「BLの同人誌」とか書かないで欲しい。ヒヤヒヤする。よもやどこかのご夫妻の間で、
「BLってなんだろう?」
「あ、それ神崎さんとこに書いてあった。ボーイズラブ、の略ですってよ。文面からすると…その、男の人同士の、同性愛?のことみたいだったけど」
「なんだか分からんなあ。なんでそれがボーイズラブって表現になるんだ」
「さあ…」
とかいう会話があったりなかったりするんじゃないかと思うと肝が縮みます。うへーーー…。頼む、そういう表現はなるべく一般の方々に触れないように使ってくれまいか。
それから映画では「マジカル・プリンセス」となっていたアニメのタイトルですが、原作では「魔法少女マジカル★リリカ」となっていました。
電車の中で読んでいて思わず「なのはかよ!!!」と声に出してツッコミそうになり、無言で頭を抱えたあのときの自分を慰めてあげたい。
多分元ネタは「魔法少女リリカルなのは」ですね…。見てなかったから「むらまささま」に当たるキャラがいるかどうかは分からないけど。
一瞬「魔法少女まどか☆マギカ」なのか?とも思いましたが、この本が2010年発行だからそれは絶対にありえないし。
くそう、映画の中で「今更『マジカル・プリンセス』〜?」とか小馬鹿にされてたから、絶対90年代か2000年前半のアニメだと思っていたのに!ヲタクとしてこれは悔しい!くっ。

全体としては「それぞれに反対方向を向いていてバラバラなんだけど、上から見てみると綺麗な円になっているように調和している」という感じがしました。上手く説明出来ない。
好きな話は「セイタカアワダチソウの空」ですが、これは映画を先に見たから窪田くん加点が入っていることが否めない。モチーフというか手段は「ドラゴン桜」とも共通してるしなあ。でもいいや。福田くん頑張れ。
そして、映画を撮った監督さんは本当にこの小説を「読み手」として好きだったんだなと思いました。
小説を読んでて少し喰い足りないなと思ったところが上手く補完されています。で、映画では描かれてなかったけど、この人にはこういう背景があるんだよ、ということを小説で読むと「そうだったのかー…」としみじみしちゃう。どっちがいいとか悪いとかではなく、お互いに力を合わせられる作品になっているなあと思って、映画に対する評価が上がりました。
ブルーレイが出たらもう一度ゆっくり見てみたいなあ(映画館でもう一度観るには2時間20分という壁がなかなかつらい)。
面白い作品に出会いました。自分の幅が広がったようで、嬉しいものです。


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posted by かんざき at 23:48 | Comment(2) | 読んだもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

はい。よもやの会話をしていた夫婦はうちです(笑)。コミケ?BL??。といっても僕たちが原作を読んだのは出版されて間もないハードカバーの頃。かんざきさんのブログをもっと早く知っていれば「世界ヲ覆フ蜘蛛ノ糸」で意味を調べる必要もなかったんですがね(笑)。先に原作を読んでいると、あんずや田岡、卓巳のお母さんの気持ちがさらに良くわかりますよね。いやあ、これほど原作の持つ雰囲気を損ねていない映画は珍しい。

僕は3回見に行きました(2回はひとりで・・・)。回を重ねるごとに巧みな構成に舌を巻きます。脚本が素晴らしい。また卓巳の家庭は暖色、あんずの家庭は寒色で、そしてコスプレのない卓巳とあんずのベッドシーンは白昼の光の中と人物の背景を考慮した撮影もすごい。参りました。ブルーレイが出たら購入決定です!

窪田君、今年はいろんな映画賞で彼の名前が見られそうです。目で演技ができる人ですね。

そして永山君、君も素晴らしかったよ(偉そうでゴメン)。佇まいが卓巳そのものだった。これまで誰かの影響で(笑)いろんな作品を見てきたけど、どの作品でもちゃんとその人になってる。不器用そうだけど結構器用なのかもしれないなあ。今流れてる東京ガスのCMでも親不孝者(僕)を泣かせるし。チェッ、永山め・・・(笑)。

すいません、好きな映画の話だとつい長文になってしまいます。「桐島」もブルーレイになったら見て下さいね。
Posted by Joel at 2012年12月10日 23:05
遅レス失礼いたしました(><)
こんばんは!

あああーーー…ですよねえ…ですよ、ねえええええ…。
うちのサイトにお越しいただくようになると余計な知識が増えていくという…あの、ご興味のない話題の時は流して下さい、ホント…すみません…エエエ。
私はですね、「BLの同人誌で、一人じゃないと(ぼかした書き方に直しました)」って言う文にすごく深い殻を感じたのです。
同人だって男女のものは沢山あるのになんで?というと、自分が性の対象にならないということは、絶対に自分に害がない。それでいてBLというのは下手な少女漫画顔負けにロマンスのある展開や台詞が多いです。
だから、恋愛に興味がないわけじゃない。でも一歩引いた安全なところからどうしても動けない。あの一文にはそういうことが詰まってるんじゃないかなと私は思いました。
…………またしても無駄知識の伝搬、すみません…。

色、確かに!!!確かにそういう配色でした。
今ちゃんと思い出せるっていうのはそれだけ印象が強かったってことですね。
…ついでに「白昼の」あたりで、その…永山くんのおみ足を思い出…うあああああん(涙)。
東京ガスのCMも見ました。あれは世の中のお母様から息子としてひっぱりだこでありましょう。
「誰かの影響で」沢山見ているあたり、なんだかんだでつき合いがいいなあというか、「ちょっと妬けるけど、だからって観ない方がイヤだ。や、役者として良いから観るんだよ!」という男のプライドを感じたり感じなかったりしました(笑)。
や、仲良きことは美しきかなです♪

奥様共々毎回丁寧なコメントありがとうございます。
とても嬉しいです♪(^^)
「桐島」も見てみますね〜♪
Posted by かんざき at 2012年12月12日 23:31
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