2013年10月06日

ローマ人と海の都の物語(9)

出て、ドゥカーレ宮殿の向かいにあったカフェ・キオッジャにてお茶。
イタリアは座ってものを飲み食いしようと思うと、ほんと高い。「ものは座って食べなさい」と躾けられているジャポネーゼとしては大変やりづらい。
昨日みたいにミュージックチャージがとられないだけマシかな、アイスコーヒーを頼んだら水がついてきたからよかったな、とか前向きにとらえる。
駄菓子菓子。
テーブルでお会計をしたら、待てど暮らせど釣りがこない。傍に居た暇そうなウェイターを捕まえて「釣りが来ない」と言ったら「それ僕じゃないから」と流される。むかーーー!!!全然仕事してないくせにー!
結局その人が会計をしたウェイターに話したらしく、結構後に釣りを持っては来たが、足りない。10セントちょろまかされてた。
むっかーーーー!!!と憤る私(武闘派)。このくらいいいよとなだめる夫(穏健派)。ほんともうなんなの!!あからさまにカモられてるのがほんっと腹がたつ。きーっ!…しかし戦えるだけの語学力がないのもまた確か。きーー!
腹が立ったので書いておく。ドゥカーレ宮殿向かいのグラン・カフェ・キオッジャに注意。

少し休もうかと思ってホテルに戻ったら、ロビーから階段にかけてレッドカーペットが敷いてあった。十中八九そうじゃないかと思ってたけど、これはいよいよ決定的だ。何かと言うと、来た時からエレベーターに「8月27日の夜は最上階のテラスレストランは貸し切りなので、よろしく」という注意書きがあったのだ。
そして28日からはヴェネツィア映画祭開幕。そしてこのレッドカーペット。
どう考えても前夜祭じゃないかーーー!!!
おおお…待っていればスターの一人二人通るのではなかろうか。ときめきつつ部屋に戻る。真っ先にセーフティボックスを確認。

なんと、現金もDSも手つかず!!

ありがとう神様ありがとうダニエリ!!さすが天下のダニエリは違う。開けっ放しのセーフティボックスが無事なんてなんたる奇跡なんたる僥倖!「ダニエリで5つ星っていうのなら沖縄のブセナテラスは6つ星もらったっていい。部屋も広いしごはんも美味しいしずっと安いし」とか思っててちょっとだけ悪かった!
キオッジャのおかげでハードルがだだ下がっている感は否めないものの、ありがたかった。よかったわ。

少し休んだ後、ホテルの正面にあるゴンドラ乗り場へ。そう、ヴェネツィア名物ゴンドラに乗るのだ。ツアーなので他の客と相乗り。7、8人居た客が二手に分かれて乗船。カンツォーネが聴けるとのふれこみだったけど、歌手とアコーディオン奏者はもう一つのゴンドラに乗るそうで、ちょっと残念。
ゴンドリエーレ(漕ぎ手)の服は青または赤と白の横縞で、とある運送会社を思い起こされる。
すいすいと運河を進んでゆく。橋をいくつもくぐるので、珍しかろうと思って橋の裏の写真を執拗に撮る私。ただのコンクリートなんですがね。
ヴェネツィアは徐々に水没している街で、今ある町並みは、古い建物の上に建てられているらしい。それでも水没が進み、現在1階には誰も住んでいない建物が多いらしい。なんだか淋しい話だ。
たまに瀟洒な庭園があったりして和む。どんなに土地が少なくとも、人は緑を忘れない。土から離れては生きていけないのよと言っていたのはラピュタのシータだったわねとかいつも心にヲタク魂。
後ろの船から聴こえてくるカンツォーネの歌手は、いかにもイタリアの伊達男だった。伊達男らしくあまり仕事はせず、時折思い出したように歌うだけであった。アコーディオンの彼はずっと弾いていた。ご苦労様。
歌を聴いていた時の話。
♪サンタ〜ルチ〜ア♪サンタ〜ルチ〜〜ア♪
ヴェネツィア玄関口の駅の名前ね、ふんふん。
♪ナポ〜〜〜リ♪
…なんで?
♪サンタ〜ルチ〜〜〜ア♪
戻った!!
…なんだったんだろう、あの歌。

(続く)


posted by かんざき at 22:58 | Comment(0) | 遊び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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