2014年09月25日

神々と社会人の楽園の物語(6)

次はタナロット寺院へ。タマンアユン寺院を見た人たちはほぼ同じルートを辿るらしい。まあ、近いと言えば近いし回りやすいからなあ。道理で人が多いと思った。タマンアユン寺院をゆっくり見たいなら午前中とか人が少ない時に回った方がいいのだろう。
タナロット寺院は海沿いにある。大混雑で駐車出来るところがなかなか見つからず、レナさんと私たちは先に降りる。
何故この寺院がこんなに混雑しているかというと、夕陽がたいそう綺麗に見えるからだ。だからみんな時間を計算してタマンアユン寺院→タナロット寺院を見る。よって混雑という分かりやすい図式。
海沿いっていうか、海の崖っぷちに建っているところなので、みんな夕陽を求めて波打ち際の岩場に行く。
IMG_0220.jpg

無論我々も行く。波がちょっと高い。私がよりよいスポットを求めて写真を撮っていたら、波が少し近くに来た時にレナさんが私を抱き支えてくれた。親切なガイドさんだ。ありがとう。
肝心の寺院の中には入れない。っていうか入れるところもあるらしいけど別料金だというのでまあいいやと諦める。綺麗な夕陽で満足。
IMG_0219.jpg
(先程の写真で人が群がっていた場所に行って撮った写真)

そういえばウェディングドレス姿でフォトツアーをやっているカップルもいたけどヴェネツィアのサンマルコ広場に続き、観光客はそんなのを構っている暇はないので完全無視状態でなんだか気の毒であった。


移動。途中でライステラス(段々畑ならぬ段々田)を見る。綺麗。バリでは三毛作が可能だそうだ。さすが熱帯。
車はタナロット寺院のすぐ近くにあるパンパシフィックニルワナバリリゾード(長い)へ。ここもとても綺麗。
IMG_0276.jpg
(奥に見えるのが先程行ったタナロット寺院)
パンパシ(略)には有名なゴルフコースがあるらしい。
「田んぼがあるから難しいと前にお客さんから教えてもらいました」とレナさん談。あー…なるほど。
今日の晩ご飯は張り込んでここでディナーなのだ!沈み行く夕陽っていうか殆ど沈んでしまった夕陽とタナロット寺院を見ながらテラスでディナー。うーん贅沢。ブンブバリで450円ほどだったビンタンビールがここでは800円くらいする。どこの国もホテルは高い。
テラスなので蚊が心配だと思ったら、蚊取り線香を焚いてくれた上に虫除けスプレーを貸してくれた。さすが高級ホテルだ。ありがとう。つか、バリに来てから蚊に刺された記憶がない。ラッキー。
メニューは洋食のコースで美味しかった。最後「イチゴのショートケーキ」というので所謂ショートケーキをイメージして待っていたら、なんとタルト生地を土台にし、刻んだイチゴをものすごく器用に積み上げたケーキと言うか…なんというか形容しがたいものが出てきてびっくりした。いや、美味しいんだけどこれショートケーキって違うだろう。それとも私の「ショートケーキ」の定義が間違っていたのか…?とゲシュタルト崩壊に近いような感覚に陥る。
ま、美味しかったからいい。
夕食代はツアーに含まれていたけど、飲み物代は別途支払う。現金で支払ったらかなり細かいお釣りが出てしまった。邦貨換算すると1円未満なので珍しい小銭のコインが見られるかと思いきや、そんな額のコインはなかったらしく、向こうで勝手に切り上げた額のお釣りをくれた(!)。な、なんてこった…ほんと見習ってくれイタリアのカフェとかレストランとか!!


ディナーが終わると送ってもらえる。レナさんたちは近くでご飯を済ませてきたそうだ。
帰りにお土産物屋に寄ってもらう(無論用事がなければ寄らなくてもいい)。陽気な兄ちゃんたちが売ってる。「OK牧場」とか懐かしすぎるネタをかましてくる。「どこから来たの?東京?練馬区?」とか細かい地名を出して来る。なんで知ってるんだ。ちなみに日本に行ったことはないとのこと。
お会計時に「バリ好き?」と聞かれる。はいと答えると一瞬悲しそうな顔をし、「私あまり好きじゃない」という。なぜだと思った次の瞬間ニヤリと笑い、「好きじゃない。愛してる…!」と言う。さ、さようか。
買物も終わっていよいよ帰る。レナさん、運転手さん、本当にお疲れさまでした!
…私も、かなり注意して日本語を聞き取っていたりしたせいか、ものすごく疲れていたようで、風呂に入った時あたりから記憶が怪しい。落ちる。おやすみなさい…。


posted by かんざき at 22:25 | Comment(0) | バリ旅行2014 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月22日

神々と社会人の楽園の物語(5)

3日目。
朝寝坊。正しいリゾートのあり方だ。しかし昨日に引き続き今日は「うちの猫が仔猫を産むはしから夫が勝手に名付けていってしまい、大変に憤慨する」という夢を見て目が覚める。なんなんだよ全く。
さておき、レストランSUKUに行って好きなものを食べる。今日はエッグベネディクトを頼む!(オムレツと目玉焼き以外の卵料理は席で頼むスタイル)
「食戟のソーマ」を読んでらっしゃる人なら私がエッグベネディクトを頼みたい!と思った気持ちが分かってもらえるのではないかと思う。えりな様が持ってきて下さってもいいんですのよ!?(ムハー)…しかし卵が多すぎて食べきれなかったことをここに記しておく。「エッグベネディクトを。卵は1つだけ使って」って英語で何て言うのさ。

11時15分からツアー特典のスパ。コンラッドの中をテクテク歩いてホテル内にある「ジワ・スパ」へ向かう。向かうまでの道は中庭のようになっていて、噴水とかオブジェとかがあって綺麗。
スパは最初に出たレモングラスの冷たいハーブティーが美味しかった。勿論腕もよく、自分で選んだオイルで全身マッサージをしてもらう。前日の乗馬で疲れた身体にはとても嬉しい。スパ専用プールやサウナ等もあったが、たかがツアー特典で使うのは申し訳ないなと思ってやめといた(謙虚な日本人)。

14時半。迎えが来る。この日は観光らしい観光をするのだ。
大変効率が悪いと思うのだが、前日の乗馬といいこの日の観光といい、客は私たちだけの専用車ツアー。乗馬はともかく観光はみんな似たようなところに行くのに、団体のバスツアーを見かけなかった。いや、正確には日本のツアーじゃない団体なら見たけど、日本人の団体は見なかった。不思議だ。日本人は専用車で回るのがお好きらしい。専用車の割にあんまり高くないし、団体だと行きたくもないおみやげ屋に連れて行かれたりすると思われてるからかな。
以上は余談。この日は日本語を話せるレナさんという女性がガイドについてくれた。年配の、にこにことした女性。運転手さんも感じのいい人だった。昨日で懲りて私はこっそり酔い止めを飲んでいたのだけど、その必要はなかった。
次回バリに行ったらこの運転手さんは指名させていただきたい。お名前も後で伺ったがフルネームをここに書いてしまってよいものか分からないので、とりあえず控えておく。ご要望の方は神崎まで。

出発してすぐ「高速に乗ると20分ほどショートカット出来ますがどうですか?」と聞かれる。お金がかかるので無理強いはしないとのこと。お金かかるっていったって10,000ルピア(邦貨にして100円未満)なのでそれで20分が買えるなら安いものである。無論使ってもらう。昨日の乗馬も高速使ってもらえればもっと早かったんだよな…くっ…。
進んでいくと繁華街のクタという地区にさしかかり、渋滞にはまる。15時半〜16時くらい?って仕事終わって帰宅ラッシュなんですって!きたく!!!社会人として羨ましすぎる。
渋滞は車だけで構成されているわけではなく、日本とは比べ物にならないくらいバイクが多い。2人乗りもしょっちゅう見る。バイクは見たところ8割がHONDAかYAMAHA。車も日本のものがとても多い。SUZUKI、トヨタあたりが本命かな。日本人としてこれは嬉しい。
バイクは隙を見て左右からどんどん入って来る。中央分離帯の意味を知りたい。信号待ちになったら、歩道にどんどんはみ出して横に並んでいく。信号が変わったときが怖い。これは、日本でどんなに運転が上手い人でもいきなり現地でレンタカーとかレンタバイクとかはやめた方がいいだろうなと思った。

渋滞で暇だったのでレナさんに色々と質問してしまった。地元ならではの回答がいただけたので、記念に記す。

・空を見るとよく凧があがってるようなのだけど、あれはなに?
→遊び。でも大人もやる。大会もある。
・街のあちこちに国旗が飾ってありますね。
→8/17がインドネシアの独立記念日なので、そこから1ヶ月くらいは飾ってある。
・バリでは何歳からバイクに乗れるの?
→16歳から。でも無免許で乗ってるもっと若い子もいる。見つかったら罰金取られる。邦貨換算で500円くらい。
・日航ホテルだけは特別に高さがあると聞いたけど、他のホテルは?
→高さ制限があって、それ以上の建物は本当なら建ててはいけない。目安は「ヤシの高さを越えない」こと。

やっと世界遺産のタマンアユン寺院到着。ヒンドゥー教のお寺で、生理中の女性は入れないとのこと。だ、大丈夫です。はい。
世界遺産だけあって観光客が多い。
お寺の本堂というのか、そこには異教徒は立ち入れないので、外周をぐるーっと回りながらの見学。草で綺麗に拭かれた塔の数々。三重、五重、七重と屋根が沢山重なっている。必ず奇数だそうだ。
IMG_0198.jpg

その世界遺産の屋根とか入口とかに猫がごろんとしていたりする。それも可愛い。寺院の中に飾られているバロン(神獣)も可愛い。
IMG_0188.jpg神獣バロン。愛嬌のある顔立ち。

外周ぞいには花も沢山あって、チャンパカが可憐に香っている。
心から敬意を表してそこを後にした。

つづく。
posted by かんざき at 21:24 | Comment(0) | バリ旅行2014 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月17日

神々と社会人の楽園の物語(4)

ホテルに戻って少し休み、外に両替に行く。コンラッドのすぐ向かいに追加手数料なしの両替商がある。バリは結構街中に両替商があって便利(ただし玉石混淆らしいので気をつけて)。この日は1円=112ルピア。
現地通貨を手に入れたところで、ホテルをまわっている巡回バス(無料)に乗ってバリコレクションというショッピングモールに行く。ヌサドゥアの中心地にあって、SOGOまで入っている。そこそこ広い。平屋作りで…なんていったらいいのか、日本だとアウトレットモールみたいな感じ。通じるかしら。
結局昼食を食べ損ねていたけど晩ご飯の時間を考えるとお茶で済ませたいねえ、と少し回って、日本語で客引きをしていたココカフェというお店に入る。
ケーキセットが1人40,000ルピアだった。しかもケーキも選べて、飲み物もコーヒー紅茶ホットアイスOK。アイスコーヒーは背の高いグラスになみなみと注がれている。ケーキもコーヒーも値段の割に普通に美味しい。これが40,000ルピア。邦貨換算で357円。聞いたかヴェネツィアのカフェ・フローリアン(根に持っている)。
のんびりお茶した後、バリコレクション内で妹に頼まれたお香等を色々買った。ビューティー関係は安かったけど、細工物は日本で買うのと同じくらいの値段なんじゃないかなあという印象。地元の人が買物に行くような店に行ったらもっと安いんだろうけど。


折角バリに来たのだからバリ料理を食べねばね。というわけでこの日の晩ご飯はブンブバリという有名店へ。大変な人気店だというので、予約をしていった。ヌサドゥア地区なら店が無料で送迎をしてくれる。
店の入口でプルメリア(余談だが私はバリにきて初めてプルメリアとフランジパニが同一であると知った)だかチャンパカだかの花を耳の横に飾ってくれる。男女問わず。というわけでそこここに花を飾ったオッサン客がいてちょっと面白い。
飲み物で頼んだオレンジハニーモヒートは美味しかった。
食べ物もとても美味しい。量が多いことは知っていたので最初に出たボウル一杯のスープは飲み干したらあとがつらそうだと分かってはいたけれど、美味しかったので全部飲んでしまった。
その後に来た料理がこの有様。ご飯時に写真を撮るのを嫌がる私も思わず撮ってしまった豪快さ!
IMG_0144.jpg
レモングラスの茎につくねを巻いて焼いたサテという料理が一番美味しかったなー。
コース料理で観光客向けだけあって、バリにしては高いけど安心だし美味しかったので満足。
会計を済ませたら800ルピアのお釣りが出た。邦貨にして7円かそこらだろうか。あまりにお釣りが少額だと飴玉で返って来ることもあると聞いているし、来なくても別にいいやと思っていたら、律儀に800ルピア持ってきてくれた。
おお…(感動)。聞いてるかヴェネツィアのカフェ・キオッジャ(未だに恨んでいる)。
そんなこんなで満足。

つづく。
posted by かんざき at 19:56 | Comment(0) | バリ旅行2014 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。